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学生が原料栽培 横浜産大麦のビール 横浜市立大
キャンパス発 この一品

大学
2020/5/20 2:00
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横浜市立大学は学内の研究所で栽培した大麦を使ったクラフトビール「コルンムッター」を開発した。学生らが原料を栽培し、製造は県内の地ビール会社、サンクトガーレンが担当。指導役の坂智広教授は「大量製造でないビールだからこそ、育んだ水、土、空気を味わってほしい」と話す。

横浜産の大麦を使い、桜の風味(左)も投入した

横浜産の大麦を使い、桜の風味(左)も投入した

木原生物学研究所は小麦の起源を特定し、遺伝・進化学の権威と呼ばれた故・木原均博士が開いた植物科学の研究拠点。2015年から「みらい麦畑化計画」と題した研究プロジェクトの一環で学生や地域住民が麦踏みなど大麦栽培に取り組み、17年に第1弾の商品を発売。19年に第2弾(330ミリリットル入り税別400円)、20年は卒業・入学シーズン向けに桜のフレーバー(同、税別460円)も追加した。

コルンムッターはドイツ語で「麦の母」を意味する。ミカモゴールデンという品種を用いたビールは「色は薄いがフレーバーが高い」。16アールの畑で農薬に頼らず栽培する大麦から年3000~6000本製造できる。輸入段階で鮮度が失われがちな海外産大麦に対し「横浜産」は香り高さやフレッシュさが持ち味だ。

「学生は発酵の化学式をわかっていても、ビールをどう作るかは知らない。学びが暮らしに生きていないことが多い」と坂教授。講義などでビール造りを紹介し、参加希望の学生を募集。学生は入れ替わりつつも、ブランドは次第に定着してきた。大学が28年に創立100年を迎えることも見据え、定期的にビールを醸造していきたい考えだ。「『自然の循環を生かしたビール』という世界観も循環していけばいい」と期待を寄せる。

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