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最古の清酒搾り遺構 室町期、てこの原理利用

2019/11/22 19:34
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京都市右京区の嵯峨遺跡で、14~15世紀の室町時代に清酒を搾った施設の遺構や、酒を貯蔵したかめを据えた穴跡が見つかったことが22日、民間の発掘調査会社「国際文化財」(東京)への取材で分かった。これまでは兵庫県伊丹市で見つかった江戸時代の遺構が最古とされており、300年近くさかのぼる成果という。

てこの原理を利用し、先端に重りをぶら下げた撥木(はねぎ)で、もろみを入れた酒槽に圧力を加えて酒を搾る仕組みで、撥木を支えた男柱の一部が見つかった。地中で男柱を固定する2本の横木も確認され、横木が浮かないように上には複数の石が置かれていた。

そばには、搾り出された酒を入れる垂壺(つぼ)を据えたとみられる穴もあった。酒をためたかめを置いた穴が、約180個確認された。

室町時代、周辺には世界遺産・天竜寺の塔頭(たっちゅう)が立ち並んでおり、一部は酒を造り、利益で高利貸を営んでいたとされる。酒搾りの施設は江戸時代までになくなっており、国際文化財は「土一揆や応仁の乱で破壊され、維持できなくなったのではないか」としている。

酒造りの歴史に詳しい伊丹市立伊丹郷町館の小長谷正治館長は「江戸期の本格的な清酒造りとほとんど同じ製法が中世にも行われていた可能性を示す貴重な発見だが、さらに検証する必要がある」と話している。〔共同〕

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