昨年の暮れ、自宅の戸棚の奥に黄金色の箱を見つけた。観音開きの箱を開けるとサントリーウイスキー「響30年」のボトル。琥珀(こはく)色の液体が3分の2ほど残っている。運良く蒸発せずに残ってくれていたことに嬉々(きき)としながら栓を開けると、華やかな薫りが漂う。そして、瞬く間に当時の記憶がよみがえって来た。
私と第一三共の関わりは2002年末、前身である第一製薬の子会社に移ったときからである。1979…
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