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三菱ケミ系、コロナの重症呼吸不全に再生医療 5月治験

ヘルスケア
環境エネ・素材
2021/4/20 20:39
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三菱ケミカルホールディングス傘下の生命科学インスティテュート(東京・千代田)は20日、新型コロナウイルスが引き起こす呼吸不全を、幹細胞から取り出した「Muse細胞」(ミューズ細胞)で治療する手法について臨床試験(治験)を始めると発表した。5月から患者に投与を始め、安全性や効果を検証する。

ミューズ細胞の説明をする生命科学インスティテュートの木曽誠一社長(右)

ミューズ細胞の説明をする生命科学インスティテュートの木曽誠一社長(右)

投与の対象となるのは「急性呼吸窮迫症候群(ARDS)」の患者。名古屋大学医学部付属病院などが参加し、まず3人の患者に投与し、2021年の秋めどに40人に増やす。同社によると、ARDSの根本的な治療法はこれまでなかったという。

ミューズ細胞は体のさまざまな臓器にあり、健康な人から採取した間葉系幹細胞から取り出し培養して凍結保管する。10年に東北大学の出沢真理教授が発見した。点滴で投与すると損傷した部位に集まり、必要とされる細胞に育って修復に役立つという。既に急性心筋梗塞や脳梗塞、脊髄損傷、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療でも治験が進んでいる。

コロナに感染し肺が炎症を起こして重症になると、機能が低下してARDSを引き起こす。血中の酸素が減り人工呼吸器を装着する必要があり、30~58%が死に至るという。

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