豆乳・みそ大手のマルサンアイは1日、傘下でミネラルウオーターを製造する匠美(富山県立山町)の工場で業務用豆乳の生産を始めた。約10億円を投じて豆乳用設備を新設した。最大年1万キロリットル製造できる。
同社の人気商品となっているヨーグルトに近い「豆乳グルト」の原料をつくるほか、原料として豆乳を使いたい食品メーカー向けに大容量サイズで豆乳を販売する。これまではマルサンアイの本社工場(愛知県岡崎市)でつくっていたが、家庭用豆乳の需要も増えていたことから増産に踏み切る。
マルサンアイは2019年にも鳥取県の豆乳工場で生産ラインを増設し、生産能力を会社全体で2割引き上げたばかり。日本豆乳協会によると、19年の国内豆乳生産量は41万キロリットルで11年連続で増加した。
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