日本生まれの細胞が、感染症を研究する世界の研究機関で活躍している。実験室でウイルスを増殖させる「ベロ細胞」だ。
千葉大学(当時)の安村美博氏が、1962年にアフリカミドリザルの腎臓から無限に増殖する特殊な細胞を得ることに成功した。この細胞は様々なウイルスに感染しやすく、効率よくウイルスを増やせる。そのため、感染症研究の道具として世界中で重宝されるようになった。
2020年1月に新型コロナウイルス…
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