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埼玉・浦和美園地区、スクーターでシェア実験

2019/10/8 15:44
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さいたま市など産官学連携で浦和美園地区の街づくりに取り組む「美園タウンマネジメント協会」は10月下旬から、スクーターシェアリングの実証実験を始める。まず市内2カ所に貸し出し拠点を設け、順次拡大する。用途や天候などに応じて住民の移動手段の選択肢を増やす取り組みの一環で、利用状況や採算性を検証して本格導入への課題を探る。

収納ボックスを備えた利便性の高いスクーターを導入する

自転車シェア事業「ハローサイクリング」を運営するオープンストリート(東京・港)と連携し、同社がホンダと9月に東京都内で始めた新サービス「ハロースクーター」を、さいたま市で展開する。10月下旬に浦和美園駅東口に、年末までに浦和駅西口にそれぞれ約10台ずつバイクを置く。

バイクはホンダの屋根付き三輪スクーター「ジャイロキャノピー」(50cc)。専用アプリで決済方法や運転免許証を登録すると予約できる。アプリの表示に従い、貸し出し拠点でバイク後方のスイッチを押すと収納ボックスが開く。中から鍵やヘルメットを取り出して乗車する仕組みだ。

保険料などを含む月額1000円の基本料金のほか、利用時に15分ごとに160円、走行距離1キロメートルごとに20円がかかる。3時間1500円、12時間4500円などの割引プランもある。返却場所は事前に予約する必要があるが、空いていればどの拠点でも返せる。

浦和美園駅から始め、早ければ年度内に貸し出し拠点をさいたま市内の主要駅5カ所程度に拡大する。2020年度に利用状況などのデータを集め、21年度に結果を分析・評価。住民の利便性の向上や採算性が確認できれば、本格導入を検討する。

オープンストリートは16年3月から浦和美園地区で自転車シェアの実証事業を始め、18年11月にさいたま市全域に展開した。同協会の分析では、シェア自転車を1回あたり3~4時間、10キロメートルほど利用する人もいるという。ビジネスマンを中心に、より移動範囲が広がる原付きバイクの需要が見込めるとみて、スクーターの導入を決めた。

バイクのシェアリングを巡っては、駐輪場の整備が課題となる。さいたま市によると、市内のバイク用の駐輪場は民間による運営が大半。市は飲食物の宅配や訪問介護など駐輪場のある私有地へのビジネス利用が多いと見込むが、路上駐輪の防止に向けた啓発にも力を入れる考えだ。

同協会は環境に配慮したスマートシティの実現を掲げており、シェアバイクの電動化や超小型電気自動車(EV)のシェアリングも検討する。浦和美園駅周辺では埼玉高速鉄道がモーターを内蔵して自走する「電動キックボード」のシェアサービスを導入するなど、移動手段の多様化に向けた民間の動きも広がっている。

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