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トランプ氏、米防衛2社合併に懸念「競争阻害せぬよう」

自動車・機械
北米
2019/6/11 1:41
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【ニューヨーク=高橋そら】米航空・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズ(UT)と米防衛大手レイセオンの合併を巡り、トランプ米大統領は10日「少し心配している」と懸念を表明した。両社が合併により米航空・防衛産業の競争を阻害しないよう求めた。主要顧客である米政府にとって防衛機器の価格交渉がより難しくなるとも示唆した。

トランプ米政権は防衛機器のコスト削減を求めている(2018年7月、ホワイトハウスで握手するトランプ氏とレイセオンのケネディCEO)=AP

トランプ氏は同日、米CNBCの電話インタビューに応じた。UTとレイセオンについて「両社とも大好きだが、競争を阻害しないようにしたい」と語った。米航空・防衛産業について「多くが合併したため(米政府は)交渉が難しい」とも述べた。

UTとレイセオンは2020年に合併し、新会社の売上高は740億ドル(約8兆円)規模と航空宇宙・防衛産業で世界2位に浮上する見通し。10日に記者会見したUTのグレッグ・ヘイズ最高経営責任者(CEO)は「合併でより効率的に投資できコストを削減できる」と強調した。技術の共通化などで年10億ドルのコスト削減効果を見込む。レイセオンのトーマス・ケネディCEOも「人工知能(AI)や機械学習など、複数の分野で新たな技術の成長につながる」と主張した。

10日朝の米株式市場ではレイセオン株が一時前週末比4%高となった。UT株も取引開始直後に一時同3%高となる場面があったが、トランプ氏が合併に懸念を示した後は下落に転じた。

UTは主に民間航空機メーカー向けの航空機システムや通信機器、レイセオンは米政府向けの軍用機やミサイルを開発・生産している。両社の事業は重複が少なく「規制当局の抵抗にあう可能性は低い」(米航空業界アナリスト)との見方が多い。

UTは20年に「オーチス」ブランドで知られるエレベーターと「キヤリア」で知られる空調事業をそれぞれ分社化する方針で、航空宇宙事業に特化する本体とレイセオンが合併する。

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