位置情報をモニタリングする専用端末と船に取り付ける様子
古野電気は船の位置情報をリアルタイムでモニタリングするクラウドサービスを始めた。衛星通信を使用し、船が世界中のどこにいても30分ごとに位置情報をモニタリングし、専用ウェブページで把握できる。通信機器が内蔵された専用端末を設置するだけでサービスを利用できる手軽さをアピールし、漁船や観光船向けなどに販売する。
サービス名は「イチダケ30」。船の位置情報や航路、船速などを7日前までさかのぼって閲覧でき、過去1年間分のデータを見られるオプションも用意した。複数の船に端末を搭載すれば、すべての船舶の位置情報を一元管理できる。ソーラー充電のため、電源のための配線が不要。利用料金は月額8800円で、別途初期費用が必要となる。
船の位置情報の把握はこれまで、大型の漁船や商船だけが専用機器を搭載しているケースが多かった。今春にも入出港、指定エリア通過時のアラート通知機能を提供する予定。
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