パワーエックスは25年までに電気運搬船を製造する目標を掲げている(写真はイメージ)
日本郵船は23日、洋上風力発電所でつくった電気を運ぶ電気運搬船を開発するスタートアップ、パワーエックス(東京・港)と資本業務提携を結んだと発表した。出資額は明らかにしていない。海運業界の脱炭素化や再生可能エネルギーの普及に向け、船舶用電池や電気運搬船などを開発し実証実験を進める。
両社は1月に協業に向けた覚書を締結しており、今後は両社が保有する技術やノウハウ、人的資源を活用する。パワーエックスは2024年に大規模なバッテリー製品工場を建設し、25年までに電気運搬船を設計、製造する目標を掲げている。
政府は30年までに原子力発電所10基分の出力に相当する1000万キロワット、40年までに最大4500万キロワットの洋上風力発電をつくる目標を掲げており、電気運搬船の需要の拡大が見込まれる。
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |