主力の造船事業からの撤退を発表していた神田造船所(広島県呉市)は27日、最後の船を船主に引き渡した。同日をもって60年以上続けた造船の歴史に幕を下ろし、今後は修繕分野に特化して生き残る。協力会社を含めて1000人弱いた従業員のほとんどの業務がなくなったが、同業や他の製造業の人手不足もあり、多くが地元での再就職にめどをつけている。
同日、本社がある川尻工場(呉市)。神田造船所が造った最後の船、1.…
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