トゥファン・アーギンビルギッチ氏が英航空機エンジン大手ロールス・ロイスのトップに就いて、まだ2カ月ほどしかたっていない。しかし早くも、赤字体質と新型コロナウイルス禍からの脱却しか頭にないような厳格な経営者の顔を見せている。
同氏は1月、業績低迷が続くこの会社を「燃えるプラットフォーム」と形容し、社員に危機感を植えつけた。
一部の管理職は緩んだ規律を正せると喜んでいるだろう。米国でもイーロン・マス…
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