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ツインバード、幹部に外部人材次々 ブランド力強化

新潟
信越
2020/10/27 19:42
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生活家電のツインバード工業が「シンプル」と「高性能」を基軸とするブランド強化策を打ち出している。けん引するのは過去3年で積極採用した4人の外部出身の執行役員だ。ものづくりのまちである新潟県の燕三条地域で培った技術と「外の目」とを組み合わせて独自性を打ち出す。

新製たな電子レンジは操作がシンプルかつ温めの性能も高い

新製たな電子レンジは操作がシンプルかつ温めの性能も高い

ツインバードは27日に電子レンジの新製品の販売を始めた。11月にはスティック型のクリーナーとドライヤーも相次ぎ投入する。3製品ともシンプルなデザインで、使いやすさを重視した。多機能型ではないがユーザーの要望が強い項目では、高い性能を発揮するとの特長を前面に打ち出している。

例えば電子レンジは、操作ボタンは4つと少数に抑えている。一方、コンビニなどの食べ物を表示時間よりも短時間で温められる。解凍や冷凍食品を温める際に、ムラになりにくいといった特長もある。

新型ドライヤーのグリップは細い円形で腕が疲れづらい

新型ドライヤーのグリップは細い円形で腕が疲れづらい

クリーナーとドライヤーもそれぞれ1.4キログラム、720グラムと軽量で使いやすい。さらにクリーナーのごみの吸引能力や、ドライヤーの髪にもたらす「つや」に潤い、指通りの良さに関する性能に秀でているという。

製品作りの戦略には近年入社した複数の外部出身の執行役員が強く関わった。まず、2018年度入社の浅見孝幸氏はブランド戦略やマーケティングを指揮した。9月に同社として「タグライン」(企業理念を表す言葉)を初めて作成した。掲げたのは「ぜんぶはない。だから、ある。」との理念だ。

ツインバードは従業員が約300人と少数で大きな研究所もない。一方で本社を置く燕三条に根差した高い技術力や他の製造業との広いネットワークなど独自の強みを生かし消費者が必要なものを見極めて提供するとの姿勢を表した。

製品開発は19年度に入社した河村吉章氏が担当している。大手家電の製品のように多くの機能はないが、シンプルさや個別の機能が優れているといった強みを際立たせたものづくりで、新しい企業理念を新製品として形にしたという。

20年度入社の倉又浩二氏は、浅見氏とともに営業戦略を練る。企業財務も19年度に入社した高木哲也氏が率いる。今春に公表した22年度までの新たな中期経営計画で掲げた「財務体質の強化」へと注力する。

3年で4人が加わり、従来のメンバーと合わせてツインバードの外部出身の執行役員は7人体制となった。職人気質に外部人材の力を加えて企業の成長につなげる。

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