バンダイはスマートフォンと連動して音声を出すスピーカー玩具「Bischa(ビスチャ)」を2020年春に発売する。キャラクターのセリフなど音声データを専用のアプリから購入できる。スピーカーをスマホと無線接続して、セリフなどを再生して遊ぶ仕組み。別売のぬいぐるみに添えると、ぬいぐるみとの"おしゃべり"を楽しめる。
商品はビスケットの形。博報堂のスマホボタン型スピーカー「Pechat(ペチャット)」をもとに博報堂とバンダイが共同開発した。音声の追加購入もでき、玩具本体の購入後も顧客が遊びたいコンテンツを柔軟に提供できるようにする。
まず第1弾として、コロプラの女性向けスマホゲーム「DREAM!ing(ドリーミング)」に登場する6キャラクターのセリフの音声データをそろえる。
音声データは1キャラクターにつき約450種類を準備し、セリフを組み合わせて遊べるようにする。セリフはキャラクターを担当した声優の声で再生し、声優ファンの需要を見込む。
専用アプリはや米グーグルのアプリ配信サイト「グーグルプレイ」と米アップルの「アップストア」から無料で取得できる。音声は専用のアプリ内で購入できるポイントで買える。初回は60種類の音声データを980円相当で購入でき、追加の音声データは1種類につき120円相当で購入する。
ビスチャ本体の価格は税別3500円。大きさは縦横4.6センチメートル、奥行き2センチメートルにし、手のひらに収まるサイズにした。バンダイ公式通販サイト、アニメや漫画、関連グッズの専門店「アニメイト」、ネット通販のアマゾンで22日から予約を開始する。
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