GMは米国に第2の車載電池工場の建設を検討している=AP
【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・モーターズ(GM)は4日、米国内で電気自動車(EV)向けの第2の電池工場の建設を検討していることを明らかにした。韓国LG化学との合弁工場を想定しており、EVの量産体制を整える。
GMとLG化学は2020年にオハイオ州で折半出資の車載電池の工場建設に着手し、22年に生産開始を予定している。GMは4日、「第2工場の建設についてLGと協議している。21年前半にも投資計画を判断する」とコメントした。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは関係者の話として、建設予定地は南部テネシー州が有力視されていると報じた。GMは詳細を明らかにしていないが、投資額はオハイオの工場と同規模の23億ドル(約2400億円)程度になる見込みだという。
GMは2025年末までにグローバルでEV30車種を発売し、うち約20車種を北米市場に投入する計画を打ち出している。中核部品である電池の生産体制を増強し、北米でEVシフトを加速する。
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