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「なんとかなるわいな」精神で ノーベル賞吉野さん会見

ノーベル賞
2019/10/16 11:18
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リチウムイオン電池材料評価研究センターで職員の出迎えを受け笑顔を見せる吉野彰さん(16日午前、大阪府池田市)

リチウムイオン電池材料評価研究センターで職員の出迎えを受け笑顔を見せる吉野彰さん(16日午前、大阪府池田市)

ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)は16日、大阪府池田市で記者会見し、関西で過ごした学生時代を振り返り、「研究開発では執念深さだけでなく、壁にぶつかったときに柔軟性も必要だ。『なんとかなるわいな』の気持ちは大阪人の気質だろう」と語った。

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吉野さんは16日午前9時ごろ、理事長を務める技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(大阪府池田市)を訪れた。職員ら約50人が拍手で出迎える中、職員から花束を手渡されて笑顔で受け取った。吉野さんは同府吹田市出身で、受賞決定後に地元を訪れるのは初めて。

その後に開かれた記者会見では「産業界の研究者でも、世界が認める結果を出せればノーベル賞を取れるという刺激を与えられた」と喜びを語った。30代半ばでリチウムイオン電池の研究を始めたことに触れ、「親や先生から押しつけられて勉強や経験を積むのではなくて、35歳からスタートが切れるように、未来の自分のために勉強してほしい」と若手研究者らへエールを送った。

同センターはリチウムイオン電池を研究する民間企業など約30団体からなる研究組合で、吉野さんは同センターが設立された2010年4月から現在まで理事長を務めている。

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