信越化学工業は次世代通信規格「5G」に対応する新製品の樹脂素材を量産する。約30億円を投じて新潟県に新工場を建設し、2021年の稼働を目指す。5Gは高周波の電波を使うため、関連機材の素材では熱や信号の損失を抑える必要性が高まっている。回路基板やアンテナ用の素材としての需要が23年以降に高まるとみて、量産体制を整える。
量産するのは「ビスマレイミド樹脂」と呼ばれ、熱を加えれば硬くなる高強度の樹脂だ…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |
日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。