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神鋼の4~6月期、最終赤字131億円 車向け不振

2020/8/6 22:37
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神戸製鋼所は6日、2020年4~6月期の連結最終損益が131億円の赤字(前年同期は11億円の赤字)だったと発表した。新型コロナウイルスの影響で自動車向けの鋼材やアルミ製品の販売が落ち込んだ。21年3月期通期も350億円の最終赤字を見通す。厳しい状況の中、同社の勝川四志彦取締役は「収益改善策を聖域なく検討していく」と強調した。

2020年4~6月期は131億円の最終赤字だった(神戸製鋼所の真岡製造所)

連結売上高は前年同期比19%減の3741億円だった。新型コロナの影響に伴い、自動車メーカーの需要が大きく落ち込んだことが響いた。鉄鋼やアルミに加え、自動車向けのサスペンションなどを展開する素形材事業や、建設機械事業も苦戦。「中国での販売は持ち直しているが、総じて厳しい」と勝川取締役は重い口調で述べた。

事業別の経常損益は、鉄鋼事業が252億円の赤字(前年同期は8億円の黒字)、アルミ事業が6億円の赤字(同19億円の赤字)と不振が目立った。全体でも230億円の赤字(同5億円の赤字)と、経常損益では過去3番目の大きさの赤字となった。

同日には、これまで未定としていた21年3月期の通期の業績予想を公表した。連結最終損益は350億円の赤字(前期は680億円の赤字)と2期連続のマイナスとなる見通しだ。

今後の事業環境について勝川取締役は「海外も含めて新型コロナによる落ち込みから徐々に回復へ向かい、自動車生産も4~6月期が底で年度末にかけ段階的に回復する」と話した。

収益改善策は設備投資の凍結や保有株式の売却などのコスト削減を進める。構造改革については「成長性を加味しながら継続して検討していく」(勝川取締役)とした。

新型コロナの影響で在宅勤務が広がる中、オフィス面積の縮小も検討する。「本社のあり方の見直しも含め、コスト削減の余地があるとみて具体的に検討している」(勝川取締役)と話した。

(永森拓馬)

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