自動車部品大手の日本精工が家電用の部品を増産する。高級家電などに使う小型のベアリング(軸受け)に今後4年間で約800億円を投じ、現在よりも生産能力を倍増させる。「脱炭素」の流れを受けて軸受けを多用するガソリン車向けの需要が今後減ると見て、新たな収益源の確保を急ぐ。自動車で進む電動化が部品業界にも構造転換を迫り始めた。
軸受けは歯車など回転する機械の動きを滑らかにする効果がある。日本精工は国内最大…
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