東電EPは契約手続きの改善を図る
電力小売事業者の東京電力エナジーパートナー(EP)は21日、電気とガスをセットで契約した家庭への料金割引が一部で適用されていなかったと発表した。対象の家庭は4170件で、2019年7月から21年1月分までで合計約114万円を過大請求していたという。今後、対象の家庭への文書送付や返金手続きなどを進めていく。
東電EPは家庭が電気とガスを契約した場合、「ガスセット割」として毎月の電気料金を102円割り引いている。19年7月以降、一部の顧客の契約手続きでセット割の適用が抜け落ち、割引されていない状態で料金を請求していた。一部の家庭では19年7月から21年1月まで割引が適用されず、合計1930円が過大請求されていた例もあった。
東電EPは契約手続きの手順書を改訂するなどし、再発防止に努めるという。
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