大手電力10社と都市ガス4社は27日、原燃料価格の変動を料金に反映する制度(燃調)に基づく2021年1月分の料金を発表した。原油価格の上昇を受け、原油を多く使う北海道電力や北陸電力など電力4社が3カ月連続で値上げする。一方で液化天然ガス(LNG)や石炭の価格は下がり、東京電力ホールディングスや東京ガスなどは8カ月連続で値下げする。
21年1月の料金は、20年8~10月に輸入した燃料価格から算出する。大手電力10社のうち、値上げするのは北海道電、北陸電、四国電力、沖縄電力の4社。平均的な使用量の家庭の場合、北海道電の1カ月の電気料金は20年12月比で46円高い7133円となる。
一方、東電の電気料金は6317円と、20年12月比で50円安くなる。東ガスのガス料金は4298円と同70円下がる。
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