北陸電力送配電は25日、空き家の維持管理代行サービス「空き家あんしんサポート」の提供を始めると発表した。月額6000円(税別)で建物内の通気や通水などを検針員が代わりに行う。高齢化を背景に北陸3県には約10万戸の空き家があるといい、潜在需要は大きいとみている。
12月下旬から北陸3県と、岐阜県の一部エリアでサービスを始める。検針員が空き家を月に1回訪問する。湿気などによる家屋の傷みを防ぐ通気や、虫の侵入防止につながる通水作業に加え、簡易清掃などを行う。
同様のサービスは既に不動産業者などが手掛けているが、月額1万円程度と北陸電力送配電より高価なため、同社は需要の開拓余地は大きいとみている。同社は「地域の検針業務でなじみのある担当者が空き家の管理を行うという安心感もアピールしたい」と説明する。
資源・エネルギー素材機械・エレクトロニクス輸送機器食品 |
生活医療医薬・バイオ建設・不動産商社・卸売小売外食・飲食サービス |
金融物流・運輸情報・通信・広告サービス |
日経チャンネルマーケッツでは、マーケット・経済専門チャンネル日経CNBCの番組をライブ配信。配信中の番組から注目のトピックスをお届けします。