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宮城県、女川1号機廃炉に同意

2020/5/22 15:54
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宮城県は22日、東北電力女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)1号機(出力52万4千キロワット)の廃炉に同意した。東北電は同意を受け、9月までに廃炉の第1段階となる除染作業を始める。東北電にとって初めての原発廃炉で、完了は2053年度を予定する。

女川1号機の廃炉を了解した宮城県の鈴木秀人環境生活部長(右)と東北電の金沢定男原子力部長(22日、宮城県庁)

県は同日、東北電と結ぶ安全協定に基づく「事前協議」で、東北電による廃炉を了解した。鈴木秀人環境生活部長は「廃炉は長期にわたる。安全第一に取り組んでもらいたい」と訴え、東北電の金沢定男原子力部長は「安全最優先で対応する」と応じた。

鈴木部長は廃炉に同意した理由について「原子力規制委員会で審査された内容を踏まえて判断した」と話した。規制委は3月、女川1号機の廃炉の具体的な工程を盛り込んだ「廃止措置計画」を認可し、東北電が廃炉作業を始めるには地元自治体の同意を残すのみとなっていた。

県は女川原発から30キロ圏の緊急時防護措置区域(UPZ)内の原発立地自治体以外の周辺5市町と結ぶ覚書に基づき、周辺市町の意見も東北電へ提出した。意見を出したのは登米市と東松島市で、いずれも安全確保の徹底などを求めた。東北電の金沢部長は「しっかり受け止め、分かりやすい情報提供をしていく」と話した。

原発の廃炉を巡っては、使用済み核燃料の搬出先である日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)の稼働時期が不透明で、放射性廃棄物の最終的な処分方法も決まっていないなど課題も残されている。

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