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東芝エネルギーシステムズ、夏に仮想発電所サービス

2020/2/18 19:03
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東芝の子会社で発電設備などを手掛ける東芝エネルギーシステムズは18日、エネルギー業界における同社の取り組みについて説明会を開いた。あらゆるモノがネットにつながるIoT技術などを生かし、分散した発電所をまとめて運用する仮想発電所(VPP)事業に対し、定額課金(サブスクリプション)サービスを夏に提供開始することなどを明らかにした。

東京電力パワーグリッド管内の変電所におけるIoT技術の活用イメージ

VPPは小規模で点在する太陽光や風力の発電設備と蓄電池を一括して制御し、あたかも1つの発電所のように機能させる仕組み。欧州で先行して広がっている。電力の供給量に応じてピーク時の需要を変動させる「デマンドレスポンス」に加え、独自AI技術による電力需要・発電量・市場価格の予測、蓄電池の制御などの5つのサービスを用意する。

既に複数のパートナーと実証を進めており、夏までに適切な料金設定や各サービスの提供手法を固める。VPPは電源が分散する再生エネルギー普及にとっても重要な仕組みだ。国も実用化を後押しする。21年度にも電力の需給調整市場が立ち上がり、VPPが本格化する見通しだ。

事業拡大に向け、東芝エネルギーシステムズは世界最大規模のVPP事業者である独ネクストクラフトヴェルケとの協業に踏み切った。20年3月までに技術および販売提携を目指す。

ネクスト社は欧州7カ国で事業を展開し、8000以上の分散電源設備をIoTでつなぐ。2018年度の売上高は約750億円。同社との協業をてこに「VPP市場の変化が激しい国内で事業を拡大する」(東芝エネルギーシステムズの小坂田昌幸技師長)。

IoT技術を使った変電所設備の導入事例も紹介した。送配電事業者である東京電力パワーグリッド管内の変電所で、設備の稼働状況を基にした異常検知や故障の予兆診断サービスを3月から提供する。

(井原敏宏)

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