【国内1位】医療用医薬品に集中。がん領域の新薬開発に注力。
「小胞体ストレス応答」と呼ぶ生体の仕組みを創薬に役立てる研究が進んでいる。糖尿病や神経難病などを対象に、国内のスタートアップが2024年にも臨床試験(治験)の開始を目指す。既存薬の作用にこの仕組みが関わっていることも分かってきた。原理を解明した日本人研究者はノーベル賞候補とも目されており、治療の有望な標的として注目を集めている。
小胞体は細胞の中でたんぱく質を合成する工場として働く。そしてたんぱ…
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