【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
東芝の2020年の定時株主総会を巡る疑惑の調査で株式市場の注目を集めた企業がある。国内で「デジタルフォレンジック(電子鑑識)」の草分けとして知られるデータ解析のFRONTEO(フロンテオ)だ。電子鑑識で培った人工知能(AI)のノウハウを生かし、認知症診断を支援する医療機器の開発にも乗り出した。医療分野を収益の柱に育てるためには販売網の確立などが求められそうだ。
「市場が求める企業倫理に反するもの…
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