【たばこ国内製造独占】海外たばこが成長。食品・医薬も展開。
JTは加熱式たばこ機器「Ploom X」を1980円に値下げする
日本たばこ産業(JT)は10日、加熱式たばこ用の機器「Ploom X(プルーム・エックス)」を28日に値下げすると発表した。メーカー希望小売価格を3980円から1980円にする。
たばこ業界によると、加熱式たばこは紙巻きより有害物質の発生が少ないとして販売が伸びている。国内は米フィリップ・モリス・インターナショナル(PMI)などの外資2社がシェア9割と優勢で、JTは手ごろな価格帯で巻き返しを図る。
プルーム・エックスは紙巻きに近い味わいの高温型の加熱式たばこで、2021年8月に全国発売した。最高加熱温度は約295度と同社の機器では最も高く、従来品に比べて加熱の待ち時間を短縮した。日本で販売して以降、22年10月に英国でも販売を始めた。
たばこ税増税に伴い、各社は10~11月に加熱式で使うたばこスティックを値上げしている。
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