日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
円の対ドル相場は27日の東京の取引時間帯に入ると下げ渋った。同日発表の1月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り、インフレ圧力は根強いとの見方が広がったためだ。もっとも、CPIの上振れは政府の観光振興策「全国旅行支援」が一時的に停止されていたことが主因とされ、日銀が目指す「持続的・安定的な物価上昇」には引き続き距離があるとの声もある。
総務省が発表した1月の都区部CPI(中旬速…
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