【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
24日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前営業日比300円程度高い2万8400円台前半で推移している。午前終値(2万8448円)からはやや伸び悩んでいる。高い水準こそ維持しているものの、日経平均は約2カ月ぶりの高値圏とあって、利益確定の売りが上値を抑えている。新規の取引材料も乏しく、方向感が出にくくなっている。
市場からは「経済情勢などを考慮するグローバルマクロ系のヘッジファンドが、米景気の後退は想定ほどでないとの見方などで買いを入れているようだが、短期的な過熱感も出てきた」(国内投信)との指摘があった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約155億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆253億円、売買高は7億9263万株だった。
伊藤忠や三井物が上場来高値を更新するなど商社株が高い。商船三井、レーザーテク、三井住友FG、東京海上、塩野義も買われている。半面、東芝やマツダ、IHIは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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