【上位総合商社】住友グループの中核企業。金属取引、自動車などに実績。
2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反落している。節目の2万8000円を下回り、前日に比べ400円ほど安い2万7800円前後で推移している。前日の米株式市場で銀行株や半導体関連などが下げ、投資家心理が弱気に傾いている。
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比194ドル安の3万4395ドルと3日ぶりに反落した。米長期金利が低下(債券価格は上昇)し、利ざやが縮小するとの思惑から銀行株などに売りが出た。主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も0.8%安となり、東京市場でも幅広い銘柄に運用リスクを回避する売りが出ている。
業種別TOPIXでは全33業種が下落している。外国為替市場で円相場が1ドル=135円台まで円高・ドル安が進んでおり、輸出採算の改善期待の後退から自動車株の一角が安い。
第一三共が大きく下げ、住友商や伊藤忠、丸紅など商社株の一角が安い。半面、資生堂やシャープが上昇している。サイバーは大幅高となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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