日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
50兆円強の資産を世界で運用する農林中央金庫が、高利回り商品として知られるローン担保証券(CLO)への投資を圧縮している。9月末の保有残高は約4兆8000億円と、2019年のピークの約8兆円から4割減らした。リスク管理を強化すると同時に、世界の金融システムに影響を与える金融機関に選ばれるのを回避する思惑がありそうだ。
CLOとは低格付けの企業向けローン(レバローン)を裏付け資産とする証券化商品だ…
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