日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
大手5大銀行グループの2022年4~12月期決算が2日、出そろった。本業のもうけを示す実質業務純益は傘下行の合計で前年同期比23%増えた。海外で融資の利ざやが改善したほか、国内の資金需要を取り込んだ。それでも海外経済の減速懸念や金融政策など先行き不透明感は強く、23年3月期通期の業績予想の上方修正には慎重な姿勢を崩していない。
5グループの傘下行合計の実質業務純益は、22年4~12月期に2兆18…
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