【塩ビ樹脂世界一】半導体ウエハー、セルロースもシェア高い。
信越化学工業は27日、2023年3月期の連結純利益が前期比36%増の6800億円と、2期連続で最高益を更新する見通しだと発表した。従来予想を920億円上回る。住宅の配管などに使う塩化ビニール樹脂で値上げが浸透するほか、半導体用シリコンウエハーも伸びる。円安は新たに数百億円規模の増益要因になるもようだ。
売上高は30%増の2兆7000億円、営業利益は39%増の9400億円を見込む。それぞれ1500…
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