個人の嗜好などのデータを同意を得て預かり、活用したい企業に提供する「情報銀行」の行き詰まりが目立っている。米巨大IT(情報技術)企業に対抗しようと政府が旗を振り、事業者の認定制度が4年前に始まった。ただ認定を受けない方が自由に事業展開できる矛盾を抱えた「官製」ビジネスは魅力を欠いた。認定数は7社にとどまり、撤退する例もある。
「マイデータ・バンク『MEY』終了のお知らせ」。10月上旬、電通プロモ…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!