【生活関連商品を開発】人気サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営。
ほぼ日(3560)の糸井重里社長は16日の上場記者会見で、利益成長について「少したった時に成長していたねと言われるような健康な成長を見てほしい」と述べた。糸井社長のコラムなどを掲載するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を運営、サイトを通じて手帳などの独自商品を販売する。「人が集まりたくなる場を作る事業をしたい」と話し、目指す企業に米ディズニーを挙げた。
株式上場により「(社員が)自分たちがやっていることが糸井重里の酔狂ではなく、自分たちの力を発揮できるフィールドができたと感じてもらえる」と述べた。上場で調達した資金はIT(情報技術)関連の人材獲得などに充てるという。
上場初日は終日買い気配で推移し、公募・売り出し価格の2.3倍の5410円まで気配値を切り上げた。株価の感想を問われると「市場の高い評価は『美人ですね』って言葉を聞いているのと同じ。だんだん化けの皮がはがれる」とかわした。
株主総会については「泊まりがけで開くとか、分会に分かれて話し合うとか、株主と一緒に考えていけるような総会がやりたかった」とのアイデアを示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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