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【広告大手】業界2位。博報堂と大広、読売広告社が経営統合。

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50代前半、盛り上げよう
研修や面談で「価値」再認識

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2016/6/28 12:00
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博報堂DYアイ・オー(東京・江東)の取締役常務執行役員を務める薗部真志さん(54)は障害者を採用し、グループ企業の事務などを請け負う。「2年前に広告営業の仕事から離れ、博報堂から今の会社へ出向を命じられたときは残念で仕方なかった」。だが昨年、研修を受け「これでよかったのだと意を強くした」と語る。

博報堂は42歳を対象とするキャリアデザイン研修「CD40s」に続き、54歳向けの「CD50s」を導入。全員参加で外部の講師に加え、自社の先輩社員による公開討論会があるのが特徴だ。再雇用で会社に残った人、転職した人、起業した人という3パターンの話が聞ける。

50歳を過ぎての仕事内容の変化に戸惑っていた薗部さん。話を聞き「キャリアは予期しないことに対してベストを尽くすことで作られると気づいた。好奇心や柔軟性を失わなければ好機となる」と確信したという。

「健常者と障害のある人が混在する今の会社は人事管理が難しいが、これぞ多様な人材をうまくまとめる力を生かすことができる道」と話す。精神保健福祉士の資格も取ろうと勉強を始めた。

サントリーホールディングスのコーポレートコミュニケーション本部企画部部長の椎名武伸さん(54)は、53歳全員を対象にした「キャリアワークショップ53」に参加。同社は65歳に定年を延長したのに伴い53歳の研修を強化。研修では会社人生の棚卸しをしてもらい「自分の強みや興味は何か」を考える。各自に何をしたいか描くよう促すのが狙い。

椎名さんは営業部、宣伝部、国際事業部、海外酒類事業部、ワイン企画部、環境部、エコ戦略部など様々な部署を経験。企業の社会的責任(CSR)や環境が担当の今の部署は海外子会社も含め様々な部門との連携が欠かせない。「配属当初はこれまでの仕事の何が生かせるのか不安だったが、様々な仕事で社内人脈を広げたことこそが生きてくる」と研修で気づいた。

◇    ◇

 中高年層の人材開発に詳しい日本マンパワーの秋本暢哉氏は「1988年から92年に新卒で入社したバブル期入社の社員の人事管理の相談が増えている。母数が多い上にポスト削減で管理職になれない人も多く、士気を維持していくのが難しい」と話す。

「どうせ研修に経費をかけるなら若い社員に」という企業も多く、中高年社員は放置されがち。給与やポストで処遇できない以上、しっかりと話を聴き「自分が満足することは何かなどを引き出し、働くモチベーションを上げてもらうしかない」と指摘する。

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