【総合建機大手】油圧ショベルに強み。鉱山機械も拡充。
川崎重工業がリストラ遅れのツケに直面している。2021年3月期はコロナ禍もあり、過去最悪となる300億円の営業赤字を見込む。見逃せないのは、重工3社のなかで最低水準に落ち込んだ資産効率の低下だ。今後の事業環境の変化に備えるためにも、構造改革や部門間の相乗効果の発揮が欠かせない。
株式市場は川重の今期業績を競合と比べても厳しくみている。連結経常損益の市場予想平均は約280億円の赤字を見込む。三菱重…
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