【総合電機首位】技術力に定評。事業入れ替えで構造改革推進。
三菱電機の効率的に稼ぐ力が下がっている。自己資本利益率(ROE)は2020年3月期に5年前から約5ポイント下がり、目標とする10%以上を2年連続で下回った。目標達成にはインフラや電子部品など既存技術をいかし、「CASE」対応が進む自動車分野での顧客開拓が欠かせない。
ROEは株主から預かったお金で効率的に稼ぐ力を示し、純利益を自己資本で割って求める。売上高純利益率と総資産回転率、財務レバレッジを…
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