【複合経営】鉄鋼、非鉄、機械が三本柱。IPPなど新分野にも進出。
市場シェアが高いのに利益を生み出せない――。経営学の教科書では説明しにくい現象が神戸製鋼所で起きている。2020年3月期は連結最終損益が680億円の赤字になった。原因となったのは高シェアかつ市場が安定成長しているのに「金のならない木」になってしまった製品群だ。
「こんな状態だったのか」。神戸鋼が11日に開いた株式市場関係者向けの電話説明会。神戸鋼が用意した資料の中にアナリストらが凝視した図がある…
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