【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
エーザイの2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)は1016億円と、13期ぶりに最高益になる見通しだ。かつて売上高の4割を占めた認知症治療薬の「パテントクリフ(特許の崖)」から転落して10年。創業家出身の経営トップの右腕として財務を仕切ってきた学究肌のCFO(最高財務責任者)はいま、攻めに転じている。
同社の売上高ピークは10年3月期の8031億円。このうち特許切れ直前の認知症治療薬「アリセ…
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