【電機大手】家電を事業基盤に電気自動車の電池や住宅関連、企業向けシステムに注力。
ロームが次世代材料「炭化ケイ素(SiC)」を使ったパワー半導体の増産に乗り出す。電気自動車(EV)の省力化を支え、「脱家電」の戦略にもつながる。11月には新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行と自社株買いをあわせて発表、資本効率を高める姿勢もアピールした。2900億円の現預金や有価証券を抱え、自己資本比率が9割に迫るキャッシュリッチの財務が動き出した。
半導体を人間の体に例えるとロジックやメモ…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
7件中 1 - 7件