日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
円高や株安などマーケットに混乱が広がるなか、日銀の出方にも徐々に関心が集まってきた。次の一手は何か、という点だ。それを考えるうえで、7月30日の金融政策決定会合をめぐるある「ナゾ」の解明が意味を持つ。
■市場の予想と異なった対応
「ナゾ」とはこういうことだ。日銀は7月の会合で、緩和政策に積極的な姿勢をアピールする手段としてフォワードガイダンス(政策金利に関する指針)の修正・強化という手段を使わなか…
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