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トヨタ執行役員「競争力を左右する減益ではない」

2019/2/6 16:57
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トヨタ自動車は6日、2018年4~12月期の連結決算(米国会計基準)を発表した。営業利益は前年同期比9%増の1兆9379億円と好調を維持したが、純利益は保有株の下落などで29%減の1兆4233億円となった。これに伴い19年3月期の純利益の予想も引き下げた。記者会見した白柳正義執行役員は「競争力を左右するような減益ではない」と説明した。主なやり取りは以下の通り。

――4~12月期に純利益が減益になりました。理由は何ですか。

決算発表するトヨタ自動車の白柳正義執行役員(6日午後、東京都文京区)

決算発表するトヨタ自動車の白柳正義執行役員(6日午後、東京都文京区)

白柳氏「昨年は米国の税制改正に伴う一時的な利益の押し上げがあった。その反動に加え、株式市場の混乱で『未実現持ち分評価損益』が悪化した。関連会社を除いた企業の株価変動を損益計算書に反映した。事業上の観点から中長期的な観点で保有しているものだ」

――利益見通しを下方修正しましたが、懸念はありませんか。

白柳氏「軽んじてはいけないが、時価の変動による影響だ。将来的な競争力を左右するような減益ではない」

――中国販売をどう予想しますか。

白柳氏「カムリ、カローラなどの主力車種に加え、レクサスも大変好調だ。1月の販売状況をみると計画に対して5000台ほど上回っている。今のところ順調な滑り出しだ。まだ不安定な状況なのでよく注視したい」

――貿易摩擦で世界経済には不透明感が漂っています。19年の販売が減速する懸念はありますか。

白柳氏「昨年に続き過去最高の台数を計画している。米国は若干の減速感があるが中国などアジアは台数が伸びるとみている。しっかり販売していきたい」

――英国の欧州連合(EU)離脱への備えは。

白柳氏「事前の準備は在庫を積み増すくらいしかない。影響の大きさと在庫のバランスを考えると、いくら準備しても影響なく乗り越えるのは難しい」

――利益がアジアに偏っています。今後どこを伸ばしていきますか。

白柳氏「アジアは順調で中国も順調だ。欧州も台数を含めて良い状況でいけると思う。北米は以前より収益率が落ちてきている。特に(値引きの原資となる)インセンティブが課題だ。4~12月累計では昨年より多く使ったが、10~12月では昨年を下回る。通期も昨年を下回りそうだ。収益改革を引き続き推進したい」

友山茂樹副社長「ある地域が不調なときは別の地域で補う。ある車種が不調なときは別の車種で補う。車輪が少しずつ回り始めた感がある。本業の体質を強化して新たな成長分野に投下する」

「世の中の変化は速い。まだ努力が不足しているのも事実だ。収益体質の強化と何があっても俊敏に対応できるように、意識改革や人材育成にも力を入れていく」

(四方雅之)

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