【多角化】写真主体から複写機、医療、印刷、液晶材料などに転換。
オフィス向けレーザー複合機で世界シェアトップのリコーが2018年3月期に過去最大の赤字を計上した。構造改革による減損損失が消え、今期業績はV字回復する見通しだ。だが複合機市場の前途に対する不安から投資家の反応は乏しい。株価はリーマン・ショック前につけた最高値(2950円)の約3分の1に低迷したまま。縮小する市場の中で、リコーは成長の壁に直面している。
リコーが4月27日に発表した2018年3月期…
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