【複写機大手】国内販売力に定評。海外販路強化に注力。
最新のデジタル技術で、文化財をより身近に鑑賞する試みが広がってきた。キヤノンは日本画を高精細に複製できる技術を開発し、映像投映など展示の幅を広げる。シャープやリコーも画像や印刷の技術で、あたかも作品に触れるような演出を可能にした。博物館は新しい魅力を提示でき、企業側は自社の技術を来場者にアピールする。
2020年10月、東京国立博物館(東京・台東)や文化財活用センター(同)は国宝や重要文化財にプ…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。