【宅配便トップ】集配網と配送品質に定評。EC需要の拡大に対応。
ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングス(HD)の業績が低迷している。31日発表した2019年4~6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が61億円の赤字(前年同期は95億円の黒字)だった。人手不足を背景に果敢な値上げや働き方改革を進め、満を持して荷受けを増やす方向にかじをきったが、取扱数が思うように回復しないためだ。背景にはヤマトを離れた顧客が自社配送を始めるなどの誤算があった。
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