【通信事業最大手】持ち株会社。傘下に東西地域会社やドコモなど。
発表日:2023年02月01日
人との繋がりを生み出す次世代アバターUX技術の開発
〜NTTドコモが基盤提供するメタバースMetaMe(TM)に人デジタルツイン技術を試験実装〜
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、IOWN構想(※1)の柱の1つであるデジタルツインコンピューティング(以下、DTC)において、新たな未来社会を切り拓くための4つのグランドチャレンジ(※2)に取り組んでいます。具体的には、
(1)気持ちそのものを伝えるコミュニケーション技術(感性コミュケーション)
(2)人と共に成長・共存する分身技術(Another Me(R))
(3)未来社会の姿を探索する技術
(4)地球と社会・経済システムの包摂的な平衡解を導出する技術
の実現をめざしています。これらのグランドチャレンジを通じて、多様な個人間で調和的かつ発展的な関係が築かれる社会作りに取り組んでいます。今回、この取り組みの第一歩として、コミュニケーションを通じて相互に理解し合い、他者や社会との繋がり作りを支援するための技術を開発し、NTTドコモが基盤提供するメタバース空間構築基盤に試験実装しました。
本基盤を用いた新たなコミュニケーションサービスMetaMe(TM)を、2023年2月2日から3日まで開催される「docomo Open House'23」(※3)にて展示発表します。
1.背景
社会全体のデジタル化やAI技術の発展に伴い、効率的な生活が実現されている一方で、個人や社会の多様性が損なわれる可能性も指摘され始めています。こうしたなか、NTTが取り組むDTC構想では、誰もが他者を尊重しあえる豊かで持続可能な共生社会の実現をめざしています。DTCに関する4つのグランドチャレンジのうち、感性コミュニケーション・Another Meでは、多様な個性を持つ人が繋がり、社会の中で新たな機会を創出するための技術の研究開発に取り組んでいます。これまでに、相手の感性に合わせて情報提示方法を変えたり、人のデジタルツインが自律的に行動したりするための技術開発(※4)に取り組んでまいりました。また、人のデジタルツインが実現した際に訪れる未来を描き出す取り組み(※5)も行ってまいりました。
今回、他者や社会との繋がり作りを支援するための技術開発をさらに進め、感性コミュニケーション技術やAnother Me技術を活用した新たなコミュニケーション基盤の社会実装を目指しました。
*図は添付の関連資料を参照
*以下は添付リリースを参照
リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。
図
https://release.nikkei.co.jp/attach/648535/01_202302011039.jpg
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/648535/02_202302011039.pdf