【ガラス最大手】ガラス、電子部材、化学品の3本柱。バイオ分野の強化も。
発表日:2022年03月11日
国内の5G Sub6 帯全周波数に対応したガラスアンテナを開発
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊基之)及び株式会社JTOWER(以下JTOWER、本社:東京都港区、代表取締役社長:田中敦史)の技術協力のもと、日本国内の携帯キャリア4社に割当てられた5G Sub6 帯全周波数に対応したガラスアンテナWAVEATTOCH(R)を開発しました。本製品は、複数の携帯キャリア間で共同使用する「インフラシェアリング」に利用可能であり、携帯キャリアの設備投資負担の軽減に寄与します。また、建物の外観を損なわないデザインであるため、景観への配慮が重視される場所への導入が期待されます。本秋よりJTOWERと商用実験を開始し、11月より商業生産を始める予定です。
※イメージ画像は添付の関連資料を参照
5Gは、4Gと比較して高い周波数が用いられていることより、一つの基地局でカバーできる通信エリアが狭くなるため、5G通信エリアの拡充にあたっては、基地局数をより一層増やすことが必要となります。しかしながら、新たに基地局を設置するための物理的な場所の確保および景観上の制約が課題となっており、複数の携帯キャリア間で共同使用する「インフラシェアリング」がこれまで以上に重要となることが指摘(*1)されています。
2020年に販売を開始( https://www.agc.com/news/detail/1200821_2148.html )したガラスアンテナWAVEATTOCH(R)は、建物の窓(室内側)に貼り付けることで、街の景観や建物の外観を損ねることなく、屋外をサービスエリア化することができる世界初の「窓を基地局化するアンテナ」です。
このたび開発した本製品は、1台で国内携帯キャリア4社に割当てられた5G Sub6 帯の全周波数をカバーしたことに加え、従来品(*2)に比べて小型化も実現しました。今後は、国内各通信事業者およびインフラシェアリング会社への販売を目指します。
※以下は添付リリースを参照
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イメージ画像
https://release.nikkei.co.jp/attach/628182/01_202203111341.jpg
添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/628182/02_202203111341.pdf
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