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JFEスチール、コイル製品倉庫用スマート運用自動クレーンの全社展開を開始

2020/11/4 15:35
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発表日:2020年11月4日

コイル製品倉庫用スマート運用自動クレーンの全社展開を開始

~作業スケジュール・製品配置の最適化による出荷能力向上を実現~

当社はこのたび、コイル製品倉庫の荷役設備である自動天井クレーン(図1)のスマート運用システムを開発し、全社展開を開始しました。本システムを導入し、作業スケジュールおよび製品配置を最適化にすることによって、出荷能力の大幅な向上を実現しました。

製鉄所にて製造されたコイル製品は、梱包された後一時的に、出荷岸壁近くの製品倉庫に保管されます。出荷日になると製品倉庫からクレーンによって搬出され、運搬船やトラックに乗せられて、お客様に向けて発送されます。製品倉庫からのコイル搬出作業は、多くのクレーンが並行して動く極めて複雑な操業条件下で実施されるため、従来は、クレーンのオペレーターが、出荷状況を画面等で確認しながら、コイル製品の出し入れ順を判断せざるを得ませんでした。そのため、コイル製品の搬出待ち時間が発生し、出荷効率が十分上がらないケースがありました。

当社は、製品をお客様に遅滞無くお届けするため、荷役設備の操業効率向上に取り組んできました。特に、製品倉庫クレーンの運用は、出荷効率に直接影響を与えるため、スマート運用システムの開発を最重要課題として進めることにしました。

今回開発したスマート運用システムでは、「スケジューリングプログラム」(図2)によって、操業・出荷計画等をベースに作業順を自動的に最適化することで、入出庫作業の効率向上および無人化を実現しました。さらに、「スケジューリングプログラム」の機能の一つである「配置最適化機能」(図3)によって、手待ち時にコイル製品を理想的な配置に並べ替えることで、別のコイル製品が上に乗ってしまっている場合に発生する掘り出し作業を低減し、入出庫の待ち時間を大幅に削減することが可能となりました。本システムは、3段積みのコイル倉庫や、荷さばき場がなくスペースに余裕がない倉庫に対しても適用することができます。

2020年10月までに、西日本製鉄所(福山地区)のコイル製品倉庫で稼働する自動クレーン6基に、本システムの導入を完了しています。これにより、これまで発生していたコイル製品の搬出時待ち時間が不要になるなど、出荷能力の大幅な向上を実現しました。今後は、本システムの全社展開を進めることで、出荷効率のさらなる向上を通じたお客様の満足度向上に努めていきます。

当社は、「JFE Digital Transformation Center」(『JDXC(R)』)を開設し、製造プロセスのCPS(サイバーフィジカルシステム)化を進めるなど、DX(デジタルトランスフォーメーション、以下DX)を積極的に推進することで、革新的な生産性向上および安定操業の実現を目指しています。今後とも、製造現場におけるあらゆる分野の課題を、DXを通じて解決していくことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

※図1~3は添付の関連資料を参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

図1

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0542738_01.jpg

図2

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0542738_02.png

図3

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0542738_03.png

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