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2019年12月14日(土)
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ソニーCSLと森ビル、六本木ヒルズで協生農法に関する実証実験を開始

2019/10/29 14:50
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発表日:2019年10月29日

六本木ヒルズで協生農法に関する実証実験を開始

循環する生態系ネットワークの都市への実装を推進

株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所(本社:東京都品川区・代表取締役社長北野宏明、以下ソニーCSL)は、森ビル株式会社(本社:東京都港区・代表取締役社長辻慎吾、以下森ビル)が運営する六本木ヒルズの屋上庭園を舞台に、2019年11月より都市空間における協生農法に関する実証実験を開始します。

人類は長い期間、生産性と環境破壊のトレードオフの中で農業を営んできました。その結果、現代では農業の大規模化や単作化が進み生産性が著しく向上する一方で、農業を行なっている多くの土地で砂漠化などの土壌劣化が進行し、急速に環境破壊が進んでいます。

○協生農法とは、生産性と環境破壊のトレードオフからの脱却を目指した新しい農法です。

多種多様な植物を混生・密生させることで、土地を耕さず、また肥料や農薬も一切使わずに、植物本来の特性を活かして生態系を構築し、土壌の機能を回復します。食料生産だけでなく、環境や健康に与える影響までも包括的に考慮した立体的な生態系の活用法であることが特長です。人間活動が加わることによって自然状態を超えて生物多様性・機能が高まった状態は「拡張生態系」と呼ばれ、学術的に定式化されています。

※図は添付の関連資料を参照

○協生農法の植物育成は、既存の都市景観に変化をもたらします。

森ビルは、極力品種数を増やし生物多様性に配慮した都市緑化を推進してきました。協生農法の考え方を導入することで、さらに都市における生物多様性の促進できるほか、植物を育てながら同時に空気を清浄化したり、ヒートアイランドやゲリラ豪雨などの影響も緩和する様々な生態系サービスを、これまでより高いレベルで育める可能性が広がります。

今回の実験では、2015年から行われている西アフリカでの実証実験をはじめ、今までに露地栽培で得た知見などを元に協生農法の導入と拡張生態系の実装を建物の屋上にて行います。具体的には六本木ヒルズけやき坂コンプレックスの屋上庭園に、3パターンの異なる土壌を用意した特別なプランター5個を設置。プランターには、野菜・果樹を中心に周囲に100種に上る植物種を配置し、生育状態の変化を観察します。プランター以外にも六本木ヒルズの屋上庭園の土壌に直に植えた露地栽培型には200種ほどの有用植物を配置します。

ソニーCSLは本実験を通して都市における協生農法の可能性を調査するだけでなく、六本木ヒルズに設置するプランター自体を循環する生態系のネットワークを体感するための装置と捉え、今後も様々な場所に多様な植生を展開し拡張生態系に包まれた都市の提案を行うとともに、本実験で得た知見をもとに開発する「協生理論学習キット」やワークショップなど、協生農法に関する学習のプラットフォーム化を目指します。

森ビルは、本実験を通して都市と自然が共生した、未来へつながる持続可能な都市づくりをさらに深化させるとともに、今後もヒルズを実証実験の舞台として様々なパートナーに提供して参ります。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0522225_01.png

添付リリース

https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0522225_02.pdf

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